機械翻訳のデメリット

機械翻訳では、細かいニュアンスに対応しきれないことも

機械翻訳のシステムにもいくつか種類がありますが、基本的には既存のデータを用いながら翻訳をおこなうため、人間と違って柔軟な対応が難しい場合が多いものです。たとえば、サイトの雰囲気に合わせて、文章を「明るい印象にしたい」「真面目な感じにしたい」などと考えることもあるでしょう。人力翻訳であれば翻訳者にその意向を伝えるだけで仕上がりを調整することができますが、機械翻訳に対して細かい結果の注文をつけることはできません。また、国によって異なる文化や習慣の違いなどを翻訳に反映したり、文章に込められている意図を汲み取るなど、繊細さが求められる場面にも機械翻訳は不向きと言えます。あくまで機械翻訳は直訳である、ということを理解しておきましょう。

最終的には人間による確認が必要

いくら機械翻訳の精度が上がってきているとしても、すべてを機械に任せてしまうわけにはいきません。一見、問題ないように見える翻訳文でも、探してみれば意外と多くのケアレスミスが存在するはずです。前後のつながりが不自然な箇所が混在していたり、単語の意味を取り違えていたりと、ミスの種類は様々。そういった細かい部分を人間が手直しすることで初めて、自然に読める文章が成立するということです。とはいえ、最初から最後まで人間が翻訳するよりも、大部分を機械翻訳に任せたほうが、費用や時間などを節約できるのは確か。人間の手による最終的なチェックは、機械翻訳を利用する上で最低限必要なデメリットだと考えておいたほうがいいでしょう。